2015/01/03

新年

 新年あけましておめでとうございます。

 年末年始、高円寺でのんびりすごす。町もいつもより人が少ない。大晦日は、スーパーと百円ショップが盛況だった。サイゼリアが一月中旬オープンすることを知る。
 紅白を見て、日付がかわってからペリカン時代で飲んで家に帰る。

 元旦は氷川神社で初詣。あとは家でTVを見たり、もらいものの日本酒を熱燗にして飲んだり、漫画を読んだりする。大石まさるの『水惑星年代記』シリーズ(少年画報社)などを電子書籍で読んだ。
 翌日もごろごろ、年末に買っていたメイソン・カリー著『天才たちの日課』(金原瑞人、石田文子訳、フィルムアート社)をぱらぱら読む。この本、素晴らしい。詩人、作家、音楽家、画家といった人たちの日々の習慣を短文で紹介しているのだが、まったく知らない人でもその習慣によって興味が出てくる。
 イギリスの詩人フィリップ・ラーキンが気になった。

《生活は可能なかぎりシンプルにしている。一日じゅう仕事をして、料理をして、食べて、後片づけして、電話をして、書いたものをめちゃくちゃに書き直して、酒を飲んで、夜はテレビをみる。外出はほとんどしない》

 ラーキンは図書館の司書をしながら、詩を書いていたらしい。ついラーキンの詩集を買ってしまう。

 三日の西部古書会館——今年の古本はじめ。といっても、行ったのは夕方。昔の原稿の整理、スクラップをしたのち、年明けのしめきり用の本を読みはじめる。