2014/09/03

惑星のさみだれ

 午前中に目がさめたので、ひさしぶりにカーテンを洗う。汚れがひどく、他のものといっしょに洗えない。あといっぺんに洗うと干す場所がなくなる。先に洗ったカーテンが乾くタイミングで残りを洗う。面倒くさいけど、たまに洗うと気分はすっきりする。

 月末の仕事が一段落し、漫画をまとめて読む。ようやく水上悟志の『惑星のさみだれ』(全十巻、少年画報社)がキンドルで読めるようになった。巻が進むにつれて、どんどんおもしろくなる。
 あいかわらず、漫画にかんしては「今さら?」といわれるような作品ばかり読んでいる。キンドルを買う以前は、(置き場所がなくて)巻数の多い漫画はなかなか手を出せなかった。『惑星のさみだれ』がこんなにおもしろいと知っていたら、特例で買っていたのだが……。

 地球の存亡をかけた戦いにまきこまれたふつうの大学生が主人公の話なのだが、ファンタジーの要素とは別に、「大人」とは何かというような問いがあって、わたしも「かくありたい」とおもうような「大人像」が描かれている。できれば、もうすこし若いころに読みたかった。

 作者のことが気になって、「東京漫画ラボ」というサイトの「第31回 水上悟志先生インタビュー」も読む。

《少年画報社「ヤングキングアワーズ」よりデビュー、『惑星のさみだれ』、『スピリットサークル』等の作者水上悟志先生インタビュー!日常と非日常、シリアスとコメディ、リアルとファンタジーの境界を軽々と飛び越えていく、作品制作を支える原動力のルーツを探りました!》

 このインタビューもよかった。