金曜日、四谷荒木町の番狂せで『青木さんちのしょうちゃん展〜亡くなった父の隠し部屋から絵がみつかったので父に内緒で展示します』(六月三十日まで)を見る。
数日前に、神田伯剌西爾で浅生ハルミンさんとばったり会って、今月の『新潮』の青木淳悟さんのエッセイのことを教えてもらい、読んだら、これはいかねばとおもって行ってきた。
絵は期待(かなり期待していた)以上によかったし、おもしろかった。スーパーのチラシが透けていたり、やたらと女性の臀部が描かれていたり、絵から不思議な力がだだ漏れ。「Yバック姿でテニスプレイ」といったシュールなタイトルも素晴らしい。
店では青木淳悟さんにお会いし、『匿名芸術家』にサインしてもらう。
JRをつかわず、丸ノ内線で新高円寺で帰る。ひさしぶりに電車で寝てしまい、乗りすごしそうになる。
土曜日、西部古書会館の大均一祭の初日(全品二百円)に行く。明日は全品百円。珍しく午前中に起きたのは、午前十時に歯医者の予約を入れてたから。最近、飲む回数が減っていたのは、前の晩飲みすぎて、歯医者に行くのは避けたいとおもっていたから。といいつつ、昨日は飲んでしまったのだが、そういうこともある。
佐藤正午著『書くインタビュー』(小学館文庫)の1を読みはじめる。いろいろな意味で、怖い。