月曜日、雨天中止の振り替え試合、東京ヤクルト、千葉ロッテ戦を観に神宮球場に行く。
ひさしぶりに内野自由席。いつもより安い。
レフトスタンドのロッテファンの応援がすごかった。ずっと大合唱。ずっと跳ねている。ララララ〜角中。バモス、クルーズ、オオオオ、なんとかビクトリ、なんとかクルーズ。おもわず、一塁側にいるのに歌いそうになってしまった。あの応援は、守備側のチームにも多少影響を与えるのではないか。打球音がほとんど聞こえない。
三回おきにジャック・ダニエルのジンジャーエール割り(内野一塁側の売店にしかない)をひたすら飲む。試合はロッテ勝ち。ヤクルトは交流戦負け越し。ただ、テレビやラジオではなく、球場で観ると負けても不思議と悔しくない。
チャンスでひいきのチームの選手が三振しても、「あれは打てんわ。球、見えんもん」とおもってしまう。守備練習のときなら捕れそうな球を外野手が捕れず、三塁打になって、それが決勝点……。でも球場で観ると「いや、捕れそうなところまで追いついただけでもすごいわ」とおもってしまう(捕ってほしかったけど)。
采配は結果論とはいえ、五回途中、一点リードの場面で先発の古野正人投手を変えたときは嫌な予感がした。五回までは古野が投げて、六回、秋吉、七回、ロマン、八回、オンドルセク、九回、バーネットの継投だったら、どうなっていたか。それでも負けていたかもしれないが、まだ納得がいった。
帰りはすこし歩きたい気分だったので千駄ケ谷まで歩いた。
今日は夕方から歯科医院に行った。麻酔をしたので、まだ口に違和感が残っている。昔とちがって、歯の治療はずいぶん痛みが軽減された。麻酔の注射自体が、あまり痛くないのだ。最初以外、途中から刺されているのがわからなくなる。
一日中、クルーズ選手の応援歌が頭の中でくりかえし流れていた。名曲かもしれない。